FAGA(Fstrongale Androgenetic Alopecia)とは別名「女性男性型脱毛症」。つまり女性に見られる進行型の脱毛症のことです。
AGA(男性型脱毛症)と同類で、男性ホルモンが原因の1つとの脱毛症です。
「女性なのに男性ホルモンが原因?」と思う人が多いと思いますが、実は女性にも一定の男性ホルモンは存在します。よって、FAGAが発症することがあり得るのです。女性に起こる脱毛症ですね。
FAGA発症の原因
FAGA発症の原因は様々です。女性の場合は、女性ホルモンのエストロゲンが作用するので、男性に比べて薄毛になりにくいのです。
エストロゲンとは髪の成長期を伸ばす作用があります。
しかし何らかの理由でエストロゲンの分泌量が減ったりすると、ジヒドロテストステロン(悪玉男性ホルモン)の作用の方が強くなるので、FAGAが起こります。
ではエストロゲンの分泌量が減ってしまう原因を書いていきましょう。
①ストレス
まず原因の1つ目はストレスです。ストレスは女性の薄毛・ハゲの原因になります。
ストレスを感じると自律神経の乱れ、ホルモンバランスが乱れが起こります。
AGAと同じでこのことにより男性ホルモンが過剰分泌され、結果ジヒドロテストステロンを生み出してしまいます。
更にエストロゲンが減るという状態になってしまうので、FAGAが起こりやすくなります。
②食習慣・生活習慣
栄養バランスの悪い食事、夜更かし、不規則な生活習慣を過ごしてはないですか?
不規則な生活を送っているとホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れによりこちらも男性ホルモンが過剰分泌され、結果ジヒドロテストステロンを生み出してしまいます。
よってFAGAによる薄毛・ハゲを誘発してしまいます。
③無理なダイエット
これは特に女性に多くみられる原因の1つです。
大幅な食事制限による過度なダイエットは非常に危険です。なぜなら過度の食事制限をすると、栄養不足に陥ります。
栄養は生命の維持に関わる所から優先的に送られます。その為髪の毛への栄養は後回しにされますが、そもそも栄養不足になると髪まで行き届きません。
よって細く弱い毛になってしまい切れ毛や抜け毛に陥ってしまいます。さらにここでもホルモンバランスの乱れを引き起こし、薄毛・ハゲを誘発してしまいます。
④加齢によるホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンは、加齢とともに少しずつ分泌量が減っていきます。特に、更年期以降は女性ホルモンの低下が顕著になります。
一気にエストロゲンの分泌量が減ってしまうために、ジヒドロテストステロンの作用が強く出て、薄毛になってしまいます。
FAGA改善・予防策
先ほどFAGAになりうる原因の4つを気を付ける事ですね。
ストレスをためず、早寝早起きで規則正しい生活を送り、栄養バランスのとれた食生活を続けて下さい。
しかし既に薄毛・ハゲになってしまっている方はこれだけでは改善できません。
FAGAは進行性の脱毛症です。放置していると、どんどん薄毛や抜け毛が進行します。
早期発見・治療が必要となりますのでクリニックやサロンに行かれることをおすすめします。
もしかして…と感じたらすぐに診断を
以上のように女性にも一定の男性ホルモンは存在していますので、FAGAによる薄毛・ハゲ発症の可能性はあります。
薄毛に関しては特に女性はデリケートなので、治療や診断に行くのは勇気がいることかもしれません。
ただ、進行性の脱毛症なので放置していると、どんどん薄毛や抜け毛が進行します。
早期発見・治療が必要となりますのでクリニックやサロンに行ってみて悩み解消しましょう。