
薄毛になる原因
薄毛・はげになる原因は様々ですが、頭皮環境が悪い事が原因の方が多くいます。
治療・改善するにはまず頭皮環境をケアする事が重要です。
頭皮環境が悪いまま薄毛対策や治療をおこなっても中々効果は出にくいものです。
今回はなぜ頭皮環境が悪ければ薄毛・はげになり易いのか解説していきます。
薄毛でお悩みの方は当サロンで無料で相談を受け付けております。
頭皮の確認等ご自身の髪の現状を知れますので気軽にチェックしてみてください。
薄毛と頭皮環境の関係
髪の毛が生えている頭皮は皮膚の一部であり当然頭皮の環境をケア出来ていなければ抜け毛が増え、薄毛・はげになってしまう確率はグンと上がります。
頭皮は髪の毛を育成する役割があります。
頭皮には髪の毛が生える毛穴・皮脂を分泌する皮脂腺があります。
体の中で頭が最も皮脂腺が発達していて、多く存在していると言われています。
頭皮から分泌される皮脂のおかげで頭皮は保湿状態となり乾燥を防いでくれます。
ただ、間違った生活習慣によって皮脂量が過剰に分泌されるなどトラブルも起きやすいので気をつけなければいけません。
皮脂量の過剰分泌で頭皮の臭いの発生、皮脂量の減少で抜け毛・フケなどの問題も出てくる可能性があるので、皮脂量のバランスを保つということはとても重要なことなのです。
ではまず正常な頭皮とはどういう頭皮なのかをご覧ください。
健康的な正常な頭皮
健康な頭皮の色は青白く透けるような色合いをしています。
青白く見えているのは血流が良い為、頭皮の毛根などが肌に透けて見えています。
1つの毛穴から髪の毛が2~3本生え、頭皮の表面のキメが整いうっすら艶を感じるのが理想的な状態です。
太く強い髪の毛は、このような青白い頭皮から生みだされます。
では逆に環境が悪い頭皮とはどういったものがあるかを見ていきましょう。
赤い頭皮の場合
頭皮が赤くなっているのは頭皮トラブルが起きている状態です。
赤くなる原因は3つ。
血行不良
頭皮が赤くなる理由として、考えられる1つの原因は血行不良です。
本来は白っぽくあるべき頭皮が慢性的に赤いとしたら、むしろ血行不良によるうっ血によるものだと考えられるのです。
血行不良の要因としてよく言われるのが乱れた生活習慣。
喫煙、過度の飲酒、運動不足、眼精疲労などが原因です。
皮脂の過剰分泌
皮脂とは頭皮の毛穴から分泌される油ですが、皮脂の分泌がもともと多かったり洗髪が足りずに皮脂が蓄積することで、脂漏性皮膚炎という炎症を起こす場合があります。
この炎症が頭皮の赤みの原因になります。
また、皮脂が少なすぎても、頭皮が赤い状態になることがあります。
それは乾燥性湿疹と呼ばれる炎症。
皮脂が少なくなり過ぎることで頭皮が乾燥し、紫外線などの影響を受けやすくなり、湿疹が出てしまうことがあるのです。
つまり、皮脂の過多も、皮脂の過少も、赤い頭皮の原因になり得ます。
ニキビによる赤み
もし頭皮に赤いぶつぶつができているなら、ニキビの可能性があります。
ニキビは顔にできるものと思い込みがちですが頭皮にできることも少なくありません。
ニキビができるメカニズムとしては、肌のターンオーバー(新陳代謝)の乱れによる毛穴の詰まりや、皮脂の過剰分泌が考えられます。
皮脂の過剰分泌が起きている場合は、先ほどお伝えした脂漏性皮膚炎に繋がることもあります。
またシャンプー・カラー剤が合わないときにかゆみが出て頭皮が赤くなる場合もあります。
黄色い頭皮の場合
頭皮が黄色い方は、皮脂の詰まりや汚れが溜まっているからです。
黄色い頭皮は頭皮が酸化した状態を表しています。
24時間以上経過すると皮脂は酸化されると言われています。
酸化された皮脂は臭い・かゆみ・ベタつき・炎症など、色々な頭皮のトラブルを引き起こします。
また内的原因でも頭皮が黄色くなると言われています。
茶色い頭皮の場合
頭皮が茶色い場合は抜け毛が増えるため、髪が薄くなる可能性があります。
また、白髪が大量に発生するかもしれないので、白髪が発生してきたら頭皮のチェックをするとよいでしょう。
頭皮が茶色になる状態は、血行不良・老廃物の蓄積等が原因です。
頭皮が血行不良になると髪に栄養が届きにくくなるため、コシ・艶がない髪になったり、抜け毛が多くなったりします。
この状態が続くと薄毛が進行してしまう可能性があるので、早期に改善する必要があるでしょう。
良い環境にするには
悪環境の頭皮やその原因についてご紹介しましたが、頭皮のケア方法についてもご紹介していきましょう。
栄養バランスの取れた食事
頭皮に取っても栄養バランスの整った食事が大事になります。
頭皮状態を良くし、太く健康的な髪を生やしていくには特に要注意して意識する必要があります。
栄養素の中でも特にタンパク質(肉類、魚類、豆類、乳製品)、ビタミンB群・ミネラル(肉類、緑黄色野菜)は髪の材料となりますので、薄毛予防には積極的に摂ると良いでしょう。
簡単に出来るおススメの食事の記事も貼っておきますので是非参考にしてみて下さい。
喫煙・飲酒を極力控える
過度なアルコール摂取は肝臓を疲弊させます。
肝臓は髪の主成分であるたんぱく質をつくる器官なので、疲弊して働きが低下するとたんぱく質が上手くつくられなくなります。
また、たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させて、血液の流れを悪くします。血行不良になると、髪の成長に必要な栄養や酸素が運ばれにくくなります。
過度な飲酒と喫煙は薄毛を進行させる要因になりますので、薄毛予防には控えた方が良いでしょう。
たばこと薄毛の関係についてはこちら。
良質な睡眠をとる
睡眠は髪の成長を助けてくれます。
体の回復を促すためには、一定の睡眠時間を確保するだけでなく、良質な睡眠をとることが薄毛予防には重要です。
良質な睡眠とは、途中で覚醒することなくぐっすり眠れていること、朝スッキリと目覚められることなど、熟睡感が得られている状態のことです。
室内環境を整えたり、寝心地の良い寝具に見直したりすることで、質の良い睡眠がとりやすくなります。夜更かしはせずに髪のゴールデンタイム(22:00~2:00)までに寝れるのが薄毛予防にはベストです。
適度な運動をおこなう
筋肉が凝り固まると血行不良となり、毛根へ充分な酸素や栄養が運ばれなくなります。
また、筋力が低下すると血液循環を促すポンプ機能が弱くなり、血液の流れが滞りやすくなってしまいます。
適度な運動は、筋力の低下を+予防したり、凝りをほぐしたり、血行を促したりと、薄毛予防に良い影響をもたらしてくれます。
また薄毛の原因の1つのストレス解消にもなりますので予防法におススメです。
身近なシャンプー等にも薄毛の原因が
普段スーパー・ドラッグストア・ネット等手軽に安価で購入できるシャンプーを使っている方が多いと思います。
しかしそんなシャンプー程、合成界面活性剤という化学成分が入っています。
合成界面活性剤といってもピンと来ない方がいると思いますが、合成界面活性剤には油汚れを落とす役割がありますが石油を原料としていて刺激が強い有毒な成分があります。
市販のシャンプー・リンスはほとんど合成シャンプーに当てはまります。
シャンプーの成分を確認すると
・ラウリル硫酸系
・ラウレス硫酸系
と表記されていませんか?
安価のシャンプーにはほとんど記載されていると思います。
この2つは合成界面活性剤の成分になります。
洗浄作用や保湿作用、浸透作用など様々な作用がある一方で合成界面活性剤の洗浄力は、食器洗い等と同じです。
その為、頭皮から必要以上の皮脂を洗い流してしまうだけでなく、善玉の常在菌まで殺してしまうのです。ここが薄毛・ハゲを誘発してしまうポイントでもあります。
また合成界面活性剤は発がん性の物質でもあります。
合成界面活性剤は石油が原料の物質なので、身体に良くない影響を及ぼす有毒な成分が含まれています。
これを毎日使い続けると、有害成分が頭皮や皮膚から浸透して体内へ入り込み、血液の流れに乗って身体中に蓄積されてしまいます。
綺麗にするつもりで使用している身近なシャンプ-が頭皮を荒らしてしまう原因にもなりうるのですね。
合成界面活性剤が入っていないシャンプーで、ノンシリコン・アミノ酸シャンプーがおすすめです。
後朝シャンはかなりやっている方が多いと思いますが、朝シャンは多少必要な頭皮表面の皮脂を落とし切ってしまう為おすすめはしていません。
特に夏は強い紫外線のダメージをダイレクトに受けてしまいます。紫外線を受けることで頭皮がダメージを受け、育毛が阻害されたり、抜け毛が出やすくなってしまうので要注意です。
今まで通り朝シャンをしたいという方はお湯だけで洗う湯シャンを行うのがおすすめです。
薄毛対策のシャンプーのやり方
次にシャンプ―のやり方について記載していきます。
人によってやり方は様々かとは思いますが参考にして頂き今日からしっかりと薄毛対策をしていきましょう。
①まずはお湯のみでしっかり洗う
まずはシャンプーを髪につける前に、お湯で髪全体の汚れを丁寧に洗い流します。
実はシャンプー前のこのすすぎ作業で、頭に溜まった1日分の汚れの約80%は落ちるのと言われています。
ここで大半の汚れをしっかりと落とせているかどうかが大事です。
丁寧にやっておくことで後のシャンプーに生きてきます。
②適量で2回にわける
いつもグッと1プッシュしたり、適当に何プッシュもしていませんか?
自分の髪の長さに合わないシャンプーの量を使用し続けると抜け毛の原因になります。
短髪の方なら、毎日1/4プッシュほどでも十分です。
1回目のシャンプーは髪中心に洗い流し、2回目のシャンプーでは頭皮をしっかりと洗うイメージで行ってください。
爪でゴシゴシ洗うのはNGです。指先でしっかりマッサージするような感覚で頭皮をしっかり洗いましょう。
③しっかりと洗い流す
シャンプーの洗い残しは抜け毛の原因になりえます。
時間をかけて確実に全て洗い流してください。
ササッと終わらせてしまっては①②の作業が無駄になってしまいます。
めんどくさいですが1番意識してほしい部分です。
頭皮マッサージによる薄毛予防
マッサージによるケアはネットでは賛否がありますが、正しい方法で頭皮マッサージをすれば血行が良くなり、頭皮の隅々まで栄養が行きわたり頭皮ケアの1つとして活用できます。
また、毛穴が詰まると髪の毛をつくる役割をもつ毛乳頭の機能が弱くなってしまう為、薄毛や抜け毛の原因となってしまうのですが、マッサージを行う事で新陳代謝が活発化し頭皮のターンオーバーが活発化されます。
すると、古い角質とともに毛穴の詰まりが取れるだけでなく毛をつくるもととなる毛母細胞のような細胞も新たに作られていくことになりますので、頭皮トラブル改善され健康な頭皮をキープできるのです。
家でテレビを見ているときなど、日常生活の少しの時間の中に少しだけマッサージを取り入れるのもおすすめです。
では、いつでもできる簡単な頭皮マッサージをご紹介していきます。
円を描くようにこめかみ付近からマッサージ
まずはこめかみから耳の上の方にかけて両手の親指以外の4本の指をあて、耳を包み込むように親指を後頭部において固定させます。
そしてそのまま親指を固定した状態で、残りの4本の指で描くようにマッサージしていきます。
このとき決して爪を立てずに指の腹を使って押さえる様にマッサージしましょう。
指をずらして下から上へ
しばらく続けたら、そのまま全ての指を少しだけ上の方にずらしてマッサージする場所を変えていきます。
頭皮の血行は下から上へ流れていますので、マッサージも血流にそって下から上へと行うのが効果的です。
ただ、マッサージのやりすぎは頭皮に負担をかけてしまうので、1日5分程が目安ですが、
これだけでもすっきりとするような感覚があるのではないかと思います。
皮膚科での治療が必要な場合も
様々な改善法をご紹介しましたがそれでも軽いふけや頭のかゆみが改善せず、症状がひどくなったときには、脂漏性皮膚炎、尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)、頭部白癬(とうぶはくせん/しらくも)、シラミなどの寄生虫、アトピー性皮膚炎などの、ふけ・かゆみを伴う他の皮膚疾患が原因の場合もあります。
症状が激しい場合やふけ防止のシャンプーなどを使用しても治まらないとき、そして頭皮に炎症が起きているような場合には、病院や皮膚科専門医に相談しましょう。
今回は、頭皮についてご紹介しました。
頭皮環境を良くすると薄毛・はげが改善がしやすくなります。
まだ悪環境の頭皮状態じゃない人ももちろん、生活習慣に気をつけて過ごしましょう。
また既に「薄毛が始まっている」と感じて居る方、進行性の脱毛症ですので早めにご相談下さい。
当サロンに起こし頂ければ頭皮状態の現状確認もさせて頂きます。
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